名前の通り、ラテン語で海水を意味するアクアマリンですが、鉱物名をベリルと言い、エメラルドと同じ種類になります。
海を連想することから、船乗り達の航海のお守りとして大切にされてきました。また、フランスの王妃’マリーアントワネットがダイヤとともに愛してやまなかったと伝えられています。
ブラジル、スリランカ、マダガスカル、ロシアなどで産出しますが、ブラジルのサンタマリア鉱山で採掘される深いマリンブルーの石が最高品質とされ、[サンタマリア・アフリカーナ]と呼ばれています。しかしサンタマリア鉱山のアクアマリンはほぼ枯渇して採れなくなってしまっていて、年々希少価値が高まっています。
特殊効果であるシャトヤンシー(猫目)のでるアクアマリン・キャッツアイもありますが、宝石質のものが少なく、非常に珍しいと言われています。
他にも、サンゴやブラッドストーンも3月の誕生石として制定されています。