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宝石紀行~世界の宝石をもとめて~ Vol.2 海外買付 タイ・チャンタブリ編

元町の宝石店テゾーロケイではルース買付や現地の情報を連載します。
第2回目は海外買付 タイ・チャンタブリ編を私 長谷川がご報告いたします。

1月10日

羽田発タイ航空TG683便にてバンコク スワンナプーム空港へ出発。約6時間半のフライト後、車で本日の目的地チャンタブリの街へ。移動時間はスムーズにいっても3時間。

元々ルビー、サファイアの産地であり、カッティング技術に優れ、アジアを中心にあらゆる国から原石が集まってきます。
毎週金曜日土曜日にマーケットが開かれ、バンコクの宝石商や世界中のバイヤーが集まってきます。


宝石の種類はたくさんあり、私がオファーしたものの一部をご紹介します。


ファンシーカラーゾイサイト(青のみタンザナイトと呼ばれる)

ピンクはかなり貴重です。これだけあってもピンクで中キズの無いものは殆どありません。

グリーンガーネット

濃くて綺麗な物は少なく薄い色はこの十倍以上ありました。

マダガスカル産レッド〜ピンク色のスピネル

ビルマ産に比べて柔らかい色目です。
海外では今とても人気があり、クリーンで綺麗な色のものはルビーと同じくらいの値段がつきます。

パパラチャサファイア

最初はルーペを使わずラフに色目で分けます。次にセレクトしたルースを1ピースづつ色、キズ、カットとチェックします。大体これくらいのロットからですと目に合うものは、全体の1〜5%位です。1ピースも買えない事もあります。
そして無事に仕入れたルースを研磨工場でリポリッシ(表面の小キズとり)し、鑑別機関に出して無事にパパラチャサファイアの称号が取れたものだけを皆さんに販売しております。

まとめ

近年はマーケットに流通している石の数が極端に少なくなっており、人気のある石が出回るとバイヤーどうしの取り合いになります。より高い値を付けた者が買える為どうしても価格が高騰してしまいます。
それでもチャンタブリにはチャンスがあるので、これからも素敵な石との出会いを求めていきたいと思います。
次回はバンコク編をお送りします。

長谷川

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