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宝石紀行〜世界の宝石をもとめて〜 Vol 001 アレキサンドライト

はじめまして元町の宝石店 テゾーロ Kではネットでは知りえないルース買付や現地の情報を連載します。
記念となる第1回目はアレキサンドライトについて私 佃 がご報告致します。(次回は長谷川 部長ね!)

12月17日

小雨 早朝 成田を飛立つこと約6時間 ようやく香港国際空港に到着 気温は20度 曇り まぁこんなもんかなぁ〜と(仕事なんですごーく長旅だった〜 )

空港を後に滞在する地 カオルーンまで電車で20分 タクシーで15分 ようやくホテル エンパイヤ にチェックインしたのは午後4時過ぎ、その日は友人ジュエリー工場オーナーの香港人リョウさんと海外フェア向けのデザイン打合せ(早くビール飲みたいのに…)
時刻は9時過ぎ 今日は終了。やっと今回のメイン?香港しゃぶしゃぶ!(最高に美味しい〜 しかしこれが後に大変なことに…)

明日に備えて12時就寝。

ここでプチ情報、香港は冬でもクーラー使用してます、上着は必須アイテム。時差は日本のマイナス1時間 完全に冷え切った私はダウン着たままベッドで気を失ってました。

さて本題に入ります(脱線ばかりでごめんなさい)アレキはブラジルが世界最高質と。他にはロシア、アフリカ、インドからも産出されます…
自然光ではブルー〜グリーン 人工光ではワインレッドに変化する2つの顔をもつ大変めずらしい宝石です。良質なものはダイヤモンドよりも高く将来的な価値は何倍にもなるでしょう。
既に5年前に比べると1カラットサイズの価格は2倍以上になってしまいました。

香港にはブラジル ヘマチタ鉱山を所有するエメラルド マイン 本社があります。ここから世界へ輸出されます。
審査が厳し限られた業者のみ入室が認められます、独占市場のため世界のマーケットがコントロールされています。

2日目

朝8時 ホテルに迎えに来てくれたのは社長の甥 ピーター 若くハンサムなヨーロッパ人は気さくな反面 値段交渉は…
車で走ること20分エメラルド マイン 本社到着。


アレキを見始めてから かれこれ8時間 数千個はみたかなぁ〜
今回は卸の注文も含めるとかなりの仕入れ、既に予算オーバー(会社が決算ともあり おそらく経理からはこっぴどく 叱られる!やばい、どうしよう)

アレキ鉱山の状況を聞くとやはりここ数年は小粒ばかり、0.3カラット以上は極端に少なかったです。
今回の仕入で非常にめずらしいマーキス カット(舟型底)の無傷しかもワインレッドに輝くアレキをゲットしました!(最高にうれしい!高かったけど)

ほかにもオーバル カットやクッション カットなどお手頃価格もたくさん買えました。いつみてもアレキって本当にカッコ良く上品な宝石ですね〜
アレキにうつつぬかしている場合ではない、現実にもどらなくては…

その日は朝から体調が悪くどうも昨夜の貝しゃぶがあたったようだ! アレキをみてはトイレの繰り返し、ピーターからは何度も貝だけは食べるな‼️と注意された始末!

最終日

一晩休んで体調も良くいざ帰国の途に!(早くみなに 自慢したいなぁ〜)

〜まとめ〜

世界の5大宝石アレキサンドライトは少なからず数年のうちに市場から姿を消していくでしょう。価格は間違いなく右肩上がりで下がることはありません。
アレキサンドライトが好きで偶然にも割安なものを見かけたら手に入れることをお勧め致します。(その際は色変わりや中に見えるキズ等を注意して下さい。)
自然界で数億年かけて作られた宝石は数限りある資源、私たちは大切に扱わなければならないことを今回の出張をもって痛感しました。
これからもここでしか知り得ない情報をご紹介してまいります。どうぞお楽しみに…

テゾーロ K 佃

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